自由に海外旅行ができる日が早く戻ってきてほしいですね。
住んでいる場所の最寄り空港から行きたい国への直行便があるか、出国する空港へのアクセスが良かったらいいのですが、そうでない場合はけっこう問題が発生してくると思います。
海外初心者がまとめてみました。
国内主要空港までのアクセス
地方から出発空港までの交通手段のメリット・デメリットです。
飛行機
地方空港から乗り継ぎの空港までの便があれば言うこと無いですね。さらには同じ航空会社なら荷物を預けっぱなしで行ける場合もあるのでとても便利です。
乗り継ぎ空港までの便が欠航や遅延して間に合わなかった場合、その後の全てがパーになる可能性があります。特に台風シーズンなどはその可能性が高くなります。ハイシーズンだと振り替え便がとれなかったり、とれたとしてもLCCだとかなりの手数料がかかったりする事もあるので気をつけましょう。
長距離バス
今や、ちょっとしたビジネスクラス(乗った事ないけど)並の座席がある長距離バス。カーテンやWi-Fi付きが標準化されつつあるので、快適に行けるのではないでしょうか。
シートは結構倒すことができますが、完全にフラットにできるバスは少ないのではないのでしょうか。またあまり歩き回ったりできないのでちょっとストレスかも。
フェリー
例えば仕事終わりに港へ行きフェリーで寝る。翌朝には主要空港近くの港に到着みたいな便があればとても便利ですね。完全に横になって寝る事ができるし、食堂や風呂があったり自由に歩き回る事もできます。
やはり船なので時間がかかりますね。これも飛行機と同じで台風など高潮の時は欠航になる可能性があります。
車
複数人で行くなら公共交通機関を使うよりはガソリン代や高速代を含めても安く済む場合が多いですね。また何人かが交代で運転できれば寝る事もできますね。
複数人いても運転できるのがひとりの場合は長時間運転するので、運転手の負担が大きくなりますね。空港まで運転してそこから海外旅行して、帰国してから家までまた運転して・・・ちょっと過酷です。渋滞や冬場は雪などの影響もあります。
隣県の空港も検索してみよう
飛行ルートを検索する時に地元の空港から行きたい国を指定していませんか?
そんなやつはいないだろって?
僕はいつもそうしていました。ある日のニュースで、隣県からタイ行きが就航されたのを聞いて「関空行くよりはるかに近いやん」って事に気がつきました。(もっと早く気付けよと自分でも思いました)もしかしたら隣県から目的の国への直行便があるかもしれないので、そちらも検索してみましょう。
海外で乗り継ぎ
僕のように初心者で英語ができないとなると少しハードルが高いですが、これもありかもしれません。
例えば行きたい国はシンガポール、地元の空港からの国際線はフィリピンと韓国しかない場合でも、フィリピン→シンガポール・又は韓国→シンガポールがあれば行けますね。
特に西日本に住んでいる場合は、成田や関空を経由して行くとなると地理的に一旦東に行ってそれから南西に向いて飛ぶことになりますね。これがフィリピン経由だと南西に行きそしてまた南西となるので飛行時間が少なくて済みます。
つまり地元の空港から海外の途中の大きな空港への便があればそちらで乗り継いで行く方法です。こういう飛行ルートがなぜか僕が検索した時は出てきませんでした。地元の空港からシンガポールで検索したら国内空港で乗り継ぎばかりが出てきました(もしかすると僕の検索方法がダメなだけかも)。
これだけだと、「結局国内で乗り継ぐか海外で乗り継ぐかの違いだけやん」って思うかもしれませんが、先の例で地元の空港からフィリピンで乗り継いでシンガポールに行くとしましょう。『地元からフィリピン』『フィリピンからシンガポール』これらの航空会社が同じなのか別なのかで少し違ってきます。
同じ航空会社
これらが同じ航空会社の場合(むしろこちらのほうが複雑かもしれません)
預けた荷物はどの空港で受け取る?
- フィリピンで一旦受け取るのか
- それとも受け取らないままシンガポールまで行けるのか
各航空会社によって違うのでこれを最初の出発空港で確認しておかないとシンガポールに着いたのに荷物はまだフィリピンなんて事もありえます。
チケットはどの空港で受け取る?
最初の地元空港からフィリピンまでのチケットは、最初の空港で受け取りますがその時にフィリピン→シンガポールのチケットはどうするの?って事になりますね。
- 最初の空港で一緒に渡される。これはフィリピンで発券・チェックインする手間がかからないし、この場合の預け荷物はシンガポールまで受け取らずに行く事が多いと思います(必ず確認はしましょう)。身軽に行ける最高のパターンですね。
- フィリピンのトランジットカウンターで受け取る。空港によって違いがありますが夜間はトランジットカウンターが閉まっているなんて事も。
- 一旦入国して航空会社のカウンターで受け取る。これは別々の航空会社を使う時と同じですね。
これらも荷物と同じく、航空会社によって違ってくるので注意が必要です。
また空港によっても違ってきます。先に述べたトランジットカウンターの営業時間もあるし、同じ空港でもターミナルが異なる場合もあります。例えば
地元の空港→フィリピン国際空港第2ターミナル
フィリピン国際空港第1ターミナル→シンガポール
こうなると一旦入国してターミナルを移動してまた出国手続きが必要になりますね。
ただし入国せずに制限エリア内でターミナル間を移動できる空港もあります。
あと、普段は最初の空港でシンガポールまでのチケットを発券していた航空会社でも「今回は台風が近付いていてフィリピン→シンガポールは飛ぶかどうか分からないから次のチケットはフィリピンで貰ってね」なんて事もありえます。
僕みたいに初心者で英語ができない人は入念に下調べしてから行った方がいいでしょう。
メリットは直行便ではなく経由便(手間と時間が余分にかかる)なので航空運賃が安くなる事が多いです。あと乗り継ぎに結構時間があれば入国する事もできますね。目的地はシンガポールだけどフィリピン観光もできるという一石二鳥です。(入国する場合は一旦預け荷物を受け取らないといけない航空会社もあります)
別々の航空会社
別々の航空会社だった場合、一旦フィリピンに入国して荷物を受け取って再び出国手続きをしなければいれませんね。これらの入出国審査にかかる時間やターミナルが異なる場合はその移動時間も計算に入れておかないと間に合わない事も。
リスクを把握して柔軟に
かなりクドくなりますがこれらの事は空港・航空会社やその運行状況により違ってきますので注意しましょう。
そういえばオンラインでの事前チェックインも航空会社によっては、カウンタースルーで行けるとこや、一旦カウンターに寄らないと行けなかったり(オンラインチェックインの意味ないやん)これらも航空会社別じゃなく全て統一してくれたら便利やのに。僕はチケット予約時の航空会社の説明が英語だけの時はとりあえずカウンターに寄るようにしています。
これらの事が国内での乗り継ぎなら普通に聞くだけで何とかなりますが、海外で乗り継ぎだと英語ができないと一気にハードルが高くなりますね。まぁそれも旅の醍醐味として考えれば経験してみる価値はあります。今までに20回位はこんな時の為に英語を勉強しようと思ったけど、20回位は断念しています。
さて英語の勉強でもはじめよ~