家でもアウトドアでも美味しく焼ける南部鉄器のホットサンドメーカー

スポンサーリンク
ホットサンドクッカー アウトドア
OIGEN(南部鉄器)のホットサンドメーカー

アフィリエイト広告が表示されます

普通のサンドイッチはあまり好きではないけど、カリカリに焼いたホットサンドは大好物。そんな僕が3年ほど使っているホットサンドメーカーです。

スポンサーリンク

どんな製品?

一言でいうと無骨です。メーカー公式のサイズは長さ41.7幅14.4高さ5.7cmで、重さは1.5kgです。鉄にかなりの厚みがあるので持った感じは結構ずっしりときます。

開閉はヒンジではなく焼く側の端を差し込んで持ち手の部分をロックするタイプなので、上下の二つに分ける事ができ手入れがしやいです。

表側にはOIGENのロゴがありますが、内側までは続いていないので最近流行りのロゴの焼き色は残念ながら付きません。

使い初めの前に

基本的に鉄の調理具はサビ止めが付いているのでそれを除去して、油ならしをしてからの使用になります。シーズニングに関しての詳しい方法はページの最後に内部リンクを貼っておきますのでそちらもご覧下さい。

今まで色々な鉄の調理具をシーズニングしましたが、このOIGENのホットサンドメーカーはどれだけ炙っても青白くはなりませんでしたので白くなってから少し炙るくらいで大丈夫だろうと判断しました。この後、冷めてから洗剤でよく洗いましょう。

熱いまま水に付けると割れてしまう事があります。必ず冷ましてから洗いましょう。

焼き方のコツ

もともとキャンプの朝は炭火で焼いたウインナーをパンに挟んでホットドッグを作っていましたが、これを購入してからはホットサンドもレギュラーメニューになりました。

焼き方には少しだけコツがいります。1枚目を焼くのに時間がかかります。これは鉄に厚みがあるので内側まで温まるのに時間がかかるからです。
その分2枚目以降は鉄がかなり高温になっているので時間を短めにしないと焦げてしまいます。

炭火の時はある程度温度が安定しているので、焼き加減が分かりやすいですが、焚き火で焼くときは油断するとすぐに焦げたり、あまり焼けてなかったりと火加減が難しいです。といっても何度が焦がして上達してくるものです。
最も火力が安定している家のコンロで何度か練習しておくとコツが掴めてきます。隙間から出てくる煙や油、匂いなどで多少の判断はできるようになってきます。
最初の頃は火加減のあまりにもの難しさに電気式ホットサンドメーカーの素晴らしさを実感していました。

ただでさえ重いのに持ち手が長いのでさらに重くなります。置いて焼くものがないと僕みたいに翌日は腕全体が筋肉痛になってしまいますので気を付けましょう。

実際に普通に焚き火で焼くとかなりの確率で焦げてしまいます。火から離して置いて焼けるようなゴトクなど、ひと工夫が必要になります。

製品自体に重量があるうえに持ち手が長いのでゴトクによってはバランスを崩してひっくり返る場合もあります。火傷にも繋がりますので火を着けてない状態で一度バランスのチェックをする事をおすすめします。

おすすめレシピ

アウトドアでも家でも色々な物を入れて焼いてみましたがおすすめはホットサンドメーカーを二つに分けた状態でまずベーコンだけを焼いてからそのベーコンの油で、パンにベーコンと野菜を挟み玉子を入れて焼くと外カリカリで中は半熟のベーコンエッグホットサンドの出来上がりです。
この時に普通に焼くと外は焼けているのに玉子が生のままになる事が多いので、できるだけ弱火で焼くとうまくいきます。

他にも普通に目玉焼きだけでもできるしキャンプの夜にカレーにしたら、冷蔵しておいて翌朝カレーサンドもできるし、ホットケーキミックスを入れておやつにしてもよし。使い方は無限大です。二つに分けれるのでミニフライパン代わりにもなります。

また斜めに切れ込みがあるのでその部分が薄く焼けてカットしやすくなります。慣れてくると素手でもカット(ちぎる)できます。
そしてこの斜めの部分と端の部分は鉄で押されながら焼けるのでカリッカリになるし三角形で食べやすいです。

キャンプの朝に大自然の中で食べるので多少の補正は入っているかもしれませんが焼き上がりが家庭用の電気のホットサンドメーカーとは全く違います。ドバイタワーの上にあるひとつ3000円のサンドイッチより格上です。行ったことないけど。

使った後は、冷めたら早めに洗って乾かしておかないとすぐにサビてしまいます。やはり鉄製品なので3年間使い込んむと所々サビが発生した部分があります。逆にいえば焼く部分にはサビは無く、鉄自体の割れなども全くないのでやはり無骨で頑丈ですね。サビについては、たまに気になった時に炙って削っているので問題なく使えています。

メリット・デメリット

上記のメリットとデメリットをまとめてみました

厚みのある鉄なので美味しく焼ける
シンプルな作りなので丈夫
二つに分けれるので洗いやすい

やはり重い
サビ防止に手間がかかる
焼くのにコツがいる

まとめ

電気式のホットサンドメーカーに比べたら手間がかかるし、焼くのもスイッチひとつで簡単にとはいきませんが、上手に焼けたときの美味しさは電気式では味わえません。アウトドアでも家でも美味しいホットサンドが食べたいなら鉄製のホットサンドメーカーがおすすめです。